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恵那山広河原ルート) 山行記録 (長野県、岐阜県


2006年5月13(土)〜14(日)  メンバー: Mさん、Kさん、私

今回の山行は12日(金)午後3時頃中止を決定して、宿の予約を取り消したが、5時の天気予報で、やや回復の兆しが見られた為、決定を先送りした。13日午前8時過ぎに富士見台テニスクラブにてテニス終了後、相談して山行を決断しました。

アクセス
 

5月13日 

中央高速調布IC → 飯田IC → R153 → R256 昼神温泉鶴巻荘泊

コースタイム

5月14(日)(恵那山広河原ルート)(記録Kさん)

5:00発 鶴巻荘(レガシー) → 5:25着 仮駐車場発(登山口2km手前)
5:30発 仮駐車場 → 6:00 広河原登山口 → (6:25〜6:40)最初の休憩(朝食) → 7:15 恵那山1716mの標識 → (7:45〜8:00)休憩 → (8:50〜9:05)岐阜県との県境の分岐前 → 9:40恵那山山頂三角点(2191m) → (9:50〜10:40)避難小屋裏の岩場(昼食) → 10:50 恵那山山頂 → (12:05〜12:20)恵那山1716mの標識前 → (13:00〜13:15)木谷川の河原で休憩(15分) → 13:40着 仮駐車場 登山終了

【所要時間 8時間10分】
【歩行時間 6時間05分】

帰路

5月14日 
鶴巻荘 → R256 → 富士見台公園線 仮駐車場 → 峰越林道広河原登山口 → 恵那山登山 → 富士見台公園線 野熊の庄 月川 → R256 → R153 → 中央高速飯田IC → 調布IC → 19:00着 自宅


5月13日 
小雨降る中、Mさん、Kさんと13:40レガシーにて我家を出発した。中央高速諏訪SAで明日の昼食用のパンを買い、今夜の宿泊地昼神温泉に向かった。最寄の薗原ICは岡谷方面からの出口は無いので飯田ICで降りて、R153、R256と走り、17:30鶴巻荘に到着した。さっそく夕食前に隣接の「湯ったり〜な昼神」で露天風呂を楽しんだ。硫黄泉だが臭いはほとんど無く粘性の強い柔らかな湯でした。
夕食は山菜料理、鯉の甘露煮を美味しくいただいた。部屋は3人にはやや手狭でしたが従業員の方々は親切で、きめの細かいサービスを提供して頂き大満足のお宿でした。
10:30 窓を開けるとまだ雨音が聞こえていたが、夜半には雨はあがると言う予報を信じて布団に入った。

5月14日 
朝4:15起床すると雨はすっかりあがっていた。昨晩約束しておいた弁当を受け取り準備完了
5:00発 宿を出発。ほとんど一緒に釣りのグループも出て行った。富士見台公園線の野熊の庄 月川辺りの花桃の並木は見事だった。
5:20着 「通行止」の看板ががある仮駐車場(登山口2km手前)に着いた。すでに2台の車が駐車しており、登山の準備をしておられた。


山行記録


5月14(日) (曇り時々雨のち晴れ)(恵那山広河原ルート)
5:30 準備を終えて、私達が最初に峰越林道を歩き出した。いくらも歩かないうちに深くえぐられた木谷川の両岸はあちこちで土砂崩れを起こし、林道の端には無数の落石が散乱していた。通行禁止の措置に納得。林道は緩やかに登り、内部が崩れ始めた小さなトンネルを抜けると「安全の碑 恵那山広河原登山口」と書かれた登山ポストが見えてきた。

                                             
 
鶴巻荘

仮駐車場
 
 
まだ桜が咲いていました。
 
6:00
 標識に従い塔の手前から河原に降り木谷川にかかった小さな木橋を1人ずつ慎重に渡ると登山口に出た。登山口からはカラマツの林の中を山腹を巻くようにひたすら登る。急激な登りは無いので息が切れることも無いが思っていたほど風も無く暖かかったので大汗をかいた。
6:25 休憩15分 適当な広場が見つからなかったので山道の脇で宿の握り飯弁当を食べた。しばらくすると3人のパーティが追いついてきて、となりで休んだ。3組目の2人のパーティは挨拶だけして追い抜いて行った。
 
 
「安全の碑」恵那山広河原登山口

木谷川にかかった小さな木橋
 
6:40 ウィンドブレーカーを脱いで歩き始めると、間も無く先程抜いて行った2人がやや開けた所で休んでいた。昨日の雨が山道にせり出したクマザサの葉についていてズボンの裾がすっかり濡れてしまった。
7:15 小雨が降りだしたが、Kさんだけが雨具を付けた。
7:22 「恵那山1716m」の標識の前を通過(実際には300mほど先が1716mの地点だそうだ)
7:40 広河原ルートの尾根に出る
 
 
残雪が現れてきました

広河原ルートの尾根

7:45〜8:00 休憩 (15分) 1800mを越えた辺りで登山道が雪で覆われ始めた。雨もやんだので、大きな雪渓の前で一休み、Mさんはズボンをはき替えたが、私はザックに入れるのを忘れていた。でも私はCWXのタイツを履いていたので身体が冷えてしまうことは無かった。ここでKさんからアイゼン着用の提案があったが、Mさんは「不要」と判断、相談の結果とりあえず、ここでは着用しないことに決定。
雪渓に入ってからは先行されている2人の足跡をたどって進んだ。時々ヒザまで潜り込んでしまうところもあったがあったが、それ程登りにくくは無かった。稜線を囲む林はカラマツからシラカバに変わった。
先頭を行く慎重派のKさんはコースの要所にビニールテープを巻き付けて進んだ。
  
 

8:50 岐阜県との県境の分岐(頂上稜線への分岐) 先行の2人に追いつく  
 
県境の分岐

先行するベテランのお二人
  
9:41 恵那山山頂三角点(2191m)に登頂成功 積雪はほぼ1mあった。
先行の2人は休憩されていたが、私達はそのまま通過、恵那山神社本宮で無事の登山を祈念して、避難小屋まで行った。隣接のバイオトイレに入ってみたが、トイレットペーパーもあり、きれいに使われていた。

 
恵那山山頂三角点(2191m)

避難小屋

9:50〜10:40 昼食(50分) 天気はすっかり回復。避難小屋の裏の岩場に登り、東方向を望むと遠く南アルプスの山々が(仙丈岳、北岳、間ノ岳、農鳥山など)姿を見せていたが
,北から南に流れる白い大きな雲にあっという間にのまれてしまった。
岩の上で暖かいコーヒーとココアを入れて、昨日諏訪SAで買ったパンを食べた。

 
 
岩の上で昼食

南アルプスを望む。
  
10:50 山頂にて記念写真。 神坂峠コースから登って来た10人ほどの、にぎやかなパーティの方にシャッターを押していただいた。中に私のザックについていたタンタンの人形に気がついた方がいらっしゃった。
12:15
 「恵那山1716m」の標識の前で休憩(15分)
13:00〜13:15 登山口木谷川の河原で靴、ストックを洗って、しばし休憩(15分)

 
  
若芽の新緑が美しい林道を落石を警戒して崖を見上げながら歩いているとすぐ近くで1頭のカモシカが私達を見つめていた。
13:40着 仮駐車場に到着。風呂の用意だけしてすぐに出発

帰路
14:00〜15:00 野熊の里「月川」に入っていくと花桃の他にもたくさんの花が咲いていた。 昼神温泉に似た(同じ源泉?)露天風呂でゆっくり今日の汗と、疲れを流して「極楽、極楽!!!」

 
  
中央高速薗原ICから岡谷方面への入口は無いので、また飯田ICまで行った。高速は渋滞も無く順調だったが最後に首都高速が渋滞していたので、調布ICで降り、人見街道を使って19:00に帰宅した。MさんとKさんは荷物をM車に移動して帰って行った。