HOME  年次別山行記録  山域別山行記録 スキーの記録  富士見台テニスクラブ ゴルフ


浅間山(前掛山) 山行記録 (群馬県、長野県) 

2007年10月1日〜2日 

浅間山は軽井沢駅側から見ると噴火口も外輪山も一つに見え、きれいな山容を見せているが、2004年9月に噴火して以来しばらく登山禁止となっています。しかし昨年秋から「現在の火山活動度はレベル1」ということで前掛山までの登山が出来るようになりました。
夜行バスで来て、佐久SAで3時間仮眠する予定がほとんど寝ることが出来ず、昨年の北岳登山の苦い思い出が頭をよぎりました。
栄養ドリンクを飲み、スタートしたら明け方の内に小雨は上がり、少しづつ雲も取れ絶好の登山日和になり、快適な山行が出来ました。

アクセス


10月1日〜2日

関越道練馬IC → (23:17〜23:35)高坂SA → 4:03発 佐久SA(仮眠) → 佐久IC →  4:43着 浅間山荘駐車場  

コースタイム

10月2日(曇りのち晴れ)(浅間山荘 → 火山館 → 前掛山 →  不動滝 → 浅間山荘)

5:25発 天狗温泉登山口(1408m) → (5:55〜6:00)一の鳥居(休憩) → (6:22〜6:27)二の鳥居(休憩) → (7:20〜7:30)火山館(休憩) → 7:35 草すべりへの分岐 → 7:55 Jバンドへの分岐 → (8:00〜8:05)賽の河原(休憩) → (8:55〜9:00)前掛山への分岐(休憩) → (9:11〜9:28)前掛山山頂(2524m)(休憩) →  (9:40〜9:50)前掛山への分岐(休憩) → (10:50〜11:15)火山館(昼食) → (11:50〜11:58)二の鳥居(休憩) → 12:01 不動滝 → 12:40着 浅間山荘  登山終了

【所要時間 7時間15分】
【歩行時間 5時間45分】

帰路

(12:45〜14:00)浅間山荘(入浴) → (14:34〜14:55)おぎのや(佐久SA前) → 上信越道佐久IC → (16:20〜16:35)三芳SA → 練馬IC 


山行記録


10月2日 曇りのち晴れ(浅間山荘 → 火山館 → 前掛山 →  不動滝 → 浅間山荘)

5:25発 天狗温泉浅間山荘登山口 (トイレ有り)浅間神社(火山館の横にある)の大きな鳥居が登山口。うす暗い小雨降る中を歩き出す。カラマツ、アカマツ等の林が続きます。
5:55〜6:00 浅間神社の一の鳥居(休憩) 尾根コースと沢沿いの不動滝コースとに道は分かれ、登りは尾根コースを取る。
6:22〜6:27 二の鳥居(休憩) ここから、だらだらと長い上り坂が続く。しばらく歩くと左手の黒斑山の岩峰が目を楽しませてくれます

 
帰路に登山口で撮影
 
紅葉にはあと日(ナナカマド)

7:12 やっと浅間山が現れる
7:15 有毒ガス発生地域通過 硫黄の臭いが強い沢沿いの林道は早足で抜ける。
 
浅間山山頂方面を望む
 
有毒ガス発生の登山道

7:20〜7:30 火山館(休憩)(水道やトイレが完備 無料) 到着早々トイレに行ったり、休んでいたら、管理人の方出て来て挨拶をされてしまった。
自然保護団体の方々がボランティアで常駐しているそうです。中には浅間山の資料がいろいろ飾られていました。
横には古くて小さな浅間神社の祠があります。
 
トーミの頭を背景に火山館
 
牙山(ギッパヤマ)

7:35 草すべりへの分岐 湯ノ平高原の緩斜面を進む。草すべりはかなりの急斜面のようだ。
7:55 Jバンドへの分岐 しばらく進むと森林限界を越え、ガレ、ザレの登山道となります。
8:00〜8:05 賽の河原(休憩)
(注) 「ガレ」 砕石の堆積した斜面。がけが崩れて岩石がごろごろしているところ。「ザレ」より石が大きい。傾斜角が30度以上の急なものを「がれ」といい、それより平らな場を「がらば」という。
「ザレ」 山腹の崖崩れ場所。砂礫地。「ガレ」よりも岩塊が小さいものをいう。 
   
 

黒斑山、蛇骨岳を望む

8:55〜9:00 前掛山への分岐(休憩) 立入禁止の看板が立てられロープが張られていたが、無視して釜山に登って行くグループがありました。
   
 

旧火口壁(前掛山山頂を望む)

9:11〜9:28 前掛山山頂(休憩) シェルターの横を通って火山礫の上を登りましたが、山頂を示す標柱は無残にも倒れていた。写真を撮って休んでいると、じわじわと火山ガスが立ち込めてきたので分岐まで移動しました。
9:40〜9:50 前掛山への分岐(休憩)
 
壊れかけたシェルター
 
前掛山山頂

湯ノ平高原は高山植物が多い
 
クロマメノキ(黒色の実はブルーベリーに似ていた)
 
ジムカデ

10:50〜11:15 火山館(昼食)
11:50〜11:58 二の鳥居(休憩)
12:01 不動の滝
12:40着 浅間山荘 
 
不動の滝
 
蛇堀川を渡渉

帰路
天狗温泉の 珍しい赤錆色のお湯で汗を流しました