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幌尻岳 山行記録 (1回目) (北海道) 

2008年7月13日〜16日 

アクセス


7月13日

11:00発 羽田発<JAL521便> → 
12:30着 千歳空港
13:20発 千歳空港(バス) → (道央自動車道) → 13:42 苫小牧東IC → (日高道) → 14:14 日高富川 → (R237) → (14:20〜14:45)Aコープ富川(買い物) → (R237) → (15:05〜15:18)二風谷ダム → 16:04 → 16:06着 日高町・ひだか高原荘(泊)

(注)二風谷ダムは、古来からアイヌ民族が生活をしてきた大切な土地に建設されました。アイヌ民族である貝澤氏、萱野氏は、ダム計画に対して「二風谷ダムを盾として、人間としての権利を求め」訴訟を起こし、
「アイヌ民族の先住性」が認められ「ダムは違憲である」との判決を得たにも関わらず(1997年)ダムは施工されてしまいました。

7月14日

8:03発 ひだか高原荘(振内(ふれない)ハイヤー) → 8:30(R638) → 8:44 かつら峠 → 9:40 仮ゲート(一般車用駐車場) → 9:50着 第2ゲート

コースタイム 

7月14日(幌尻山荘まで)

10:00発 第2ゲート前から林道登坂開始 → (10:30〜10:35)休憩(国定公園の標識前) → (11:17〜12:00)北海道電力取水ダム(昼食&渡渉準備) → (12:42〜12:48)四の沢(洗心の滝) → (13:18〜13:26)休憩 → 13:50着 幌尻山荘(980m)

【所要時間 3時間50分】
【歩行時間 2時間48分】

7月15日(幌尻山荘から幌尻岳往復)

3:30 起床、朝食準備
5:20発 幌尻山荘 → (5:46〜5:50)衣服調整 → (6:30〜6:35)休憩 → (7:04〜7:10)命の水 → (7:55〜8:00)休憩 → (8:35〜8:40)休憩 → (9:15〜9:20)新冠コース分岐 → (9:27〜9:36)幌尻岳(2053m)山頂 → (10:15〜10:30)肩(七つ沼カールを望む) → 往路を下山 → (11:10〜11:25)幌尻岳山頂 → (12:00〜12:05)(雨の為衣服調整) → (12:55〜13:00)命の水 → (13:38〜13:43)休憩 → 14:13着 幌尻山荘 登山終了

【所要時間 8時間53分】
【歩行時間 7時間29分】

7月16日(幌尻山荘から下山)

4:30 起床、朝食準備
6:05発 幌尻山荘 → (7:00〜7:05)洗心の滝 → (7:47〜8:05)取水ダム → (8:47〜8:52)休憩(国定公園の標識前) → 9:20着 第2ゲート 山行終了

【所要時間 3時間15分】
【歩行時間 2時間47分】

帰路

7月16日
9:25発 第2ゲート(振内ハイヤー) → (11:00〜12:28)ひだか高原荘(入浴) → (12:30〜13:15)北の道の駅「樹海ロード日高」(昼食) → (R274) → 14:06 夕張IC(道東自動車道) → (千歳恵庭JCT)(道央自動車道) → 14:26 千歳東IC → (14:40〜15:00)インディアン水車 → (15:13〜16:37)キリンパーク千歳 → 16:50着 千歳空港 

19:05発 千歳空港<JAL538便>  → 20:35着 羽田空港  

山行記録

7月14日(幌尻山荘まで)


8:03発 ひだか高原荘
8:30 幌尻岳登山口(R638)に入ると 正面奥に幌尻岳、すぐ左にきれいな三角形の戸蔦別(トッタベツ)岳が現れる
8:44 かつら峠(峠から先は額平川と呼ばれる)
9:40 仮ゲート(一般車用駐車場) (振内タクシーは地元業者の為、奥の第2ゲートまで(2.5キロ)入ることが出来るので通過。
 (写真を左クリックしてください大きく表示されます)

日高町・ひだか高原荘

バスの中から幌尻岳

9:50着 第2ゲート
10:00発 第2ゲート前から林道登坂開始(ザックは取水ダムまで平取山岳会に運んでいただいた)
10:30〜10:35 休憩(国定公園の標識前)

第2ゲート

日高山麓、襟裳国定公園

11:17〜12:00北海道電力取水ダム(昼食&渡渉準備) 
ガイドの渡渉に関するアドバイス
半ズボンは転倒時、怪我をし易いのでやめた方が良い
ストックは長めに持ち、上流側に突くが、頼り切らない(wストックは危険)。
足は上げないで、すり足で流れに従って川底をグリップするように歩く(やや下流側足を運ぶ)。
出来る限り石の上に乗らず、砂利の上に足を置いたほうが良い

12:03 渡渉開始(沢用シューズに履き替え) 

北電取水ダム

最初の渡渉地点(額平(ヌカビラ)川)

12:42〜12:48 四の沢(洗心の滝)
13:18〜13:26 休憩

洗心の滝

小屋前の最後の渡渉地点

13:50着 幌尻山荘(980m) 

幌尻山荘

夕食準備(幌尻山荘は自炊です)

17:00〜18:00 夕食(自炊の為16:00から夕食の準備)
小屋での注意

飲用水は、沢から取っているので、エキノコックス予防の為、煮沸する。
山荘ではザック、シューズ類は裏の倉庫に収納するが、食品、及び食品の臭いが着いたゴミ類は、動物(熊、きつね、ねずみ等)に狙われるので小屋内に持ち込む。
バイオトイレ、簡易トイレ、山行中の用足しには、トイレットペーパーを使用する。(ティッシュペーパーは否)


山行記録 

7月15日(幌尻岳アタック)

3:30 起床
5:20発 幌尻山荘 → (5:46〜5:50)衣服調整 → (6:30〜6:35)休憩
6:55 尾根に出ると戸蔦(トッタ)別岳が現れる
7:04〜7:10 命の水


登山口

命の水前

命の泉からはやや傾斜が緩くなり、左手に北カールを望む尾根に出る。尾根から幌尻岳までは見事なお花畑。
7:55〜8:00 休憩
8:35〜8:40 休憩 

7:28 右から幌尻岳、肩、戸蔦別岳


左手に北カールを見て幌尻岳へ
 

中央の大きい山が幌尻岳、その左のきれいな三角形は戸蔦別岳

9:15〜9:20 新冠コース分岐

9:27〜9:36 幌尻岳(2053m)山頂

新冠、振内コースの分岐

幌尻岳(2053m)山頂

山頂から肩まではナイフリッジの尾根道が続く


山頂からのパノラマ(左手の尾根を肩に向かう)

10:15〜10:30 肩(七つ沼カールを望む)


肩から戸蔦別岳(正面)、と七つ沼カールを望む

往路を下山
11:10〜11:25 幌尻岳山頂 → 12:00〜12:05(雨の為衣服調整)
12:55〜13:00 命の水 → (13:38〜13:43)休憩
14:13着 幌尻山荘 登山終了

17:30 夕食 (雨が降って来たため狭い山荘内で) 350ML缶ビールは700円



山行記録
 

7月16日(下山)

4:30 起床
6:05発 幌尻山荘    7:00〜7:05 洗心の滝
7:47〜8:05 取水ダム
8:47〜8:52 休憩(国定公園の標識前)
9:20着 ゲート
 山行終了

渡渉風景

小屋管理人、ガイドの稲垣さん


幌尻岳でで出会った花、草、木
(写真を左クリックしてください大きく表示されます) 

オオハナウド

ミヤマシシウド

月見草

ラショウモンカズラ

ミゾホウズキ

キツリフネ

オヤマボクチ&蝶

オオタカネバラ

エゾノツツジ

クルマユリ

ヨツバヒヨドリ

ミヤママタタビ(ピンク色の葉)

カラマツソウ

トリアシショウマ

ヨツバヒヨドリ

エゾノヨツバムグラ 

ツマトリソウ

キソチドリ

ヤマルリトラノオ

カラマツソウ

エゾイソツツジ

ミヤマダイコンソウ

キスゲ(エゾカンゾウ)

シナノキンバイ

イワオトギリ

ツバメオモト

チシマフウロ

エゾウサギギク

ミヤマアズマギク

チングルマ

ミヤマリンドウ

エゾハクサンイチゲ

ウコンウツギ

イワヒゲ

オオイワツメクサ

ムシトリスミレ

タカネオミナエシ

チシマギキョウ

イワブクロのつぼみ

エゾノミヤマハンショウズル

ツガザクラ

エゾノミヤマツガザクラ

クロトウヒレン

ハクサンチドリ