HOME 年次別山行記録  山域別山行記録 スキーの記録  富士見台テニスクラブ


白馬岳 杓子岳鑓ヶ岳鑓温泉 山行記録 

2010年8月23日(月)〜24日(火) 単独行

天気予報が非常に良かったので山行を決めましたが、昨晩は2時間余りの睡眠、4時間近くのドライブ、そして20日からひいた風邪の影響で咽喉を痛めてしまい、食事も水分も充分取ることが出来ないような悪条件での山行でした。。当初は白馬山荘、鑓温泉小屋の山中2泊を予定ていしていましたが、25日の天気予報が悪くなったので、24日は早起きして頑張って歩き、鑓温泉では入浴だけして下山しました。
初日の大雪渓から白馬岳では予想していたほどのお花に会うことが出来ませんでしたが、24日の鑓ヶ岳から鑓温泉に向かう大出原では素晴らしいお花畑を、ゆっくりと堪能してきました。

アクセス
 

8月23日(月)

00:25発 自宅 → 00:40 練馬IC(関越道) → (1:50〜2:00)横川SA → 2:54 長野IC → R35 → R19 → 有料道路 → R39 → R33 → R148 → 3:42 白馬駅(左折して県道322) → 八方交差点右折(CVSローソンが目印) → 4:10着 猿倉駐車場(長野県小谷村(北安曇郡)千国乙(大字)12883 自宅から269.5km)

コースタイム

8月23日(月)(晴れ)(猿倉 → 大雪渓 → 白馬岳 → 白馬山荘) 【標高差1,700m】

5:05発 猿倉駐車場 → (5:07〜5:18)村営猿倉荘(1,230m)(登山計画書提出) → (すぐに林道に出る) → 5:34 鑓温泉登山道分岐 → 6:01 再び登山道に入る → 6:04 長走沢を渡る → (6:20〜6:35)白馬尻小屋(1,560m)(水場有り、最後のトイレ) → 6:52 大雪渓ケルン → (6:55〜7:00)白馬大雪渓入り口(アイゼン着装 → (大雪渓を46分登る) → (7:46〜7:50) 葱平(2,314m)(ねぶかっぴら)でアイゼンをはずす → 8:30 岩室跡 → (8:40〜8:45)休憩 → (9:18〜9:30)緊急用避難小屋 → 9:57 標識(2553m地点) → (10:37〜10:50)村営白馬岳頂上宿舎(2,730m) → (11:00〜11:08)分岐 → (11:22〜11:33)白馬山荘(2,832m) 
→ (11:53〜12:22)白馬岳(2,932m) → 12:40着 白馬山荘(泊) 登山終了

【所要時間 7時間35分】
【歩行時間 5時間42分】

8月24日(火)(晴れ)(白馬山荘 → 杓子岳 → 白馬鑓ヶ岳 → 白馬鑓温泉 → 猿倉

5:05発 白馬山荘(2,832m) → 5:16 分岐(唐松岳方面へ) → (5:24〜5:30)丸山 → 5:45 鞍部 → 6:13 杓子岳山頂への分岐 → (6:33〜6:40)杓子岳(2,812m) → 6:50 巻き道に合流 → 6:54 乗越 → (7:40〜8:00)白馬鑓ヶ岳(2,903m) → 8:15 分岐 → 8:36 大出原(お花畑) → (9:42〜10:20)白馬鑓温泉小屋(2,100m)(入浴) → 10:46 雪渓 → 11:04 雪渓 → (11:52〜12:00)小日向ノコル → 12:03 湿原のお花畑 → 12:40 中山沢 → 13:27 林道に出る → 13:32 再び登山道に → 13:39着 猿倉荘(1,230m) 登山終了

【所要時間 8時間34分】
【歩行時間 7時間15分】


帰路

8月24日(火)

14:00発 猿倉駐車場 → 18:30着 自宅


山行記録


8月23日(晴れ)(猿倉 → 大雪渓 → 白馬岳 → 白馬山荘)

5:07〜5:18 村営猿倉荘(1,230m) 登山計画書を提出してから、猿倉荘のすぐ脇からスタート、5分ほどの山道歩きの後はしばらく(40分ほど)林道を歩きます。
 (写真を左クリックしてください大きく表示されます)

猿倉駐車場から白馬岳が大きい

村営猿倉荘
5:34 鑓温泉登山道分岐
6:01 再び登山道に入る(御殿場) クガイソウ、ミソガワソウが群生している。
6:04 
小さな木橋で長走沢を渡る。
6:20〜6:35 白馬尻小屋(1,560m)(水場有り、最後のトイレ) 

白馬尻小屋

小屋前から中央白馬岳(ズームアップ)

白馬尻小屋前から大雪渓、白馬岳(ここからは台形に見える)、小蓮華山方面のパノラマ

6:52 大雪渓ケルン
6:55〜7:00 白馬大雪渓入り口 アイゼンを着装し大雪渓を46分程登る。 (日本三大雪渓の一つで全長3.5km、幅100m、高低差600m)

大雪渓ケルン

昨年小学1年生でで百名山を登ってしまった松本兄弟と彼らのおじいちゃんが私の先を歩く

7:27 大雪渓から

7:46〜7:50 葱平(2,314m)(ねぶかっぴら)でアイゼンをはずすこの辺りからは一面のお花畑、ミヤマキンポウゲ、ハクサンヒウロ、ハクサントリカブト、オタカラコウ、ヨツバシオガマ、イワオウギ、ウメバチソウ、イワギキョウ、タカネナデシコ、クロトウヒレン、タカネシオガマ等が、そしてほとんど時期は終わってしまったウルップソウをも見ることが出来ました。
8:30 岩室跡

7:46雪渓歩きはあと少しバテました。

8:30 岩室跡

8:40〜8:45 休憩 今回は小雪渓は現われませんでした。
9:18〜9:30 緊急用避難小屋
 

9:49

9:57 標識(2553m地点)
10:37〜10:50 村営白馬岳頂上宿舎(2,730m)を過ぎると稜線に出る。もう山は秋の気配が濃厚、ウルップソウは終わり、トウヤクリンドウがたくさん姿を見せていました。
11:00〜11:08 分岐
 

村営白馬岳頂上宿

分岐から 白馬山荘の向こうに白馬山山頂

11:22〜11:33 白馬山荘(2,832m) 宿泊の申し込みを済ませ、ザックを置いて白馬岳を目指します。
11:53〜12:22 
白馬岳(2,932m) 山道脇にはトウヤクリンドウ、ウルップソウ、イワツメクサ、ホソバツメクサ、タカネシオガマ等が咲いている。
山頂は日差しが強く風も強い。山頂北側の三国境方面からも次々と登山者がやって
来る

非対称の白馬岳山頂

11:57 山頂にて

山頂より旭岳、清水岳、猫又山方面を望む

山頂北側より雪倉岳、朝日岳方面を望む。小蓮華山方面は霧に隠れて全く見ることが出来ない

12:40着 
白馬山荘

今日の山荘は非常に空いていて、食事も17時からの1回戦だけで終わりだそうです。

6:22 山荘前より杓子岳、白馬鑓ヶ岳

6:42 山荘前より立山、剣岳方面


山行記録

8月24日(晴れ)(白馬山荘 → 杓子岳 → 白馬鑓ヶ岳 → 白馬鑓温泉 → 猿倉

5:05発 白馬山荘(2,832m) 「午後からは雨」の予報が出ていた為、朝食も取らずの出発です。
 

5:00 白馬山荘前から

5:16 分岐を唐松岳方面へ進む。
5:24
〜5:30 丸山 展望も素晴らしかったが、ハイマツの下に可憐に咲くリンネソウの姿に感激しました。  
 
 

5:28 丸山から立山連邦
 

丸山から白馬岳

丸山から杓子岳

5:45 鞍部
6:13 杓子岳山頂への分岐(標識も無く分かりづらい) 山頂までがれ場が続く。
6:33〜6:40 杓子岳(2,812m)
 鑓ヶ岳の左に鹿島槍ヶ岳の双耳峰が見えている。

6:34 杓子岳山頂

6:40 八方尾根スキー場方面を見る
 

6:40 杓子岳山頂から白馬岳方面を振り返る

6:48 巻き道に合流
6:52 乗越
7:40〜8:00 
白馬鑓ヶ岳(2,903m) 360度の展望を楽しみながら朝食を頂きました。
 

白馬鑓ヶ岳山頂

白馬鑓ヶ岳山頂から
 

白馬鑓ヶ岳山頂から

8:15
 分岐
8:36 大出原 広い広いお花畑には、クルマユリ、ハクサンコザクラ、ハクサンフウロ、ウサギギク、ミヤマキンバイ、ミヤマキンポウゲ等、数え切れないほどたくさんのお花が群生していました。
  

8:15 分岐

8:36 大出原のお花畑

9:18 鎖場が現われる。足場が濡れているので歩き難い。
9:42〜10:20 白馬鑓温泉小屋(2,100m)(入浴¥300) 源泉掛け流しの温泉は最高¥300は安すぎます。。ただし露天風呂は下の写真のごとく山道から丸見え(笑)


9:36 白馬鑓温泉小屋が見えてきた。

10:24 白馬鑓温泉小屋

10:46 雪渓 アイゼンは不要でした。
11:04 二つ目の雪渓に入る前の山道が崩れていて非常に危険でした。しかも私が雪渓を渡り切ったすぐ後にも崩壊していました。
11:52〜12:00 小日向ノコル標識の奥には小さな池が有りミズバショウが群生していました。(もちろん花は終わっていました。
12:03 湿原のお花畑 イワショウブ、イワイチョウ、キンコウカ、ワタスゲ、ワレモコウ、オヤマエンドウ等がたくさん咲いています。
12:40 中山沢 


12:00 小日向ノコル

12:40 中山沢

13:27 林道に出る
13:32 再び登山道に
13:39着 猿倉荘(1,230m)



白馬三山で出会った草、花、木
 (撮影順)
  (写真を左クリックしてください大きく表示されます)

テンニンソウ

タテヤマアザミ

クガイソウ

ネジバナ

ヤマホタルブクロ

セリ

ソバナ

エゾアジサイ

オオバミゾホウズキ

トリアシショウマ

ミソガワソウ

オニシモツケ

モミジカラマツ

キヌガサソウ

オオレイジンソウ

カラマツソウ

オオヒョウタンボク

サンカヨウ

シロウマタンポポ

ウルップソウ

ミヤマキンポウゲ

タカネスイバ

ヨツバシオガマ

ハクサンフウロ

イワオウギ

クロクモソウ

ハクサントリカブト

サラシナショウマ

カンチコウゾリナ

ヤマハハコ

キオン

イワアカバナ

ミヤマアワガエリ

ウメバチソウ

イワギキョウ

ムカゴトラノオ

クロトウヒレン

タカネナデシコ

シナノオトギリ

オタカラコウ

トウヤクリンドウ

タカネシオガマ

イワツメクサ

ホソバツメクサ

ミヤマウイキョウ

リンネソウ

イワベンケイ

ウラシマツツジ

シコタンソウ

シロウマウスユキソウ

ミヤマアケボノソウ

チシマギキョウ

イワウメ

ミヤマダイコンソウ

チングルマ

コケモモ

ホツツジ

イワニガナ

オンタデ

タカネヨモギ

ウサギギク

ミヤマキンバイ

アオノツガザクラ

ハクサンコザクラ

タケシマラン

セリ

エゾシオガマ

ミヤマアキノキリンソウ

タカネヤハズハハコ

シラタマノキ

タカネニガナ

クルマユリ

フジアザミ

アカモノ

カライトソウ

イワショウブ

チョウジギク

ミヤマウツボグサ

ミヤマコゴメグサ

トモエシオガマ

バイケイソウ

ミヤマオダマキ

ルリトラノオ

シロウマアサツキ

シモツケソウ

オオバギボウシ

ハクサンタイゲキ

ミズバショウ

イワイチョウ(ピンボケでした)

キンコウカ

ワタスゲ

オヤマリンドウ

ハクサンシャジン

ワレモコウ

ツルニンジン