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甲斐駒ケ岳(黒戸尾根ピストン) 山行記録 (山梨県

2014年9月9日(火)~10日

甲斐駒ヶ岳は 江戸時代(1816年)に開かれた修験の山。黒戸尾根(日本三大急登の一つ)は当時から修験の為に登られてきたそうですが、現在のような設備が全くない尾根道を、当時の修験者の方々が、どのように登って行ったのか想像がつきません

アクセス

9月9日(火)

3:45発 自宅 → (首都高) → (中央高速) → 双葉SA(朝食) → 6:30 須玉IC → 7:03着 竹宇(ちくう)駒ヶ岳神社駐車場(無料)


コースタイム

9月9日(晴れ)

7:24発 甲斐駒ヶ岳登山口(駐車場) → 7:28 竹宇駒ヶ岳神社(770m) → 7:30 吊橋 → 7:33 黒戸尾根登山道・尾白川渓谷道の分岐 → 7:46 尾白川渓谷尾根道の分岐 → (8:22~8:34)休み → (9:36~9:46)横手・白須分岐 → (10:43~10:58)軽く昼食 → 11:30 刃渡り → (11:45~12:10)刀利天狗 → (12:53~13:15)五合目(小屋跡) → 13:16 五合目鞍部 → 13:47 木橋 → 14:12着 七丈第二小屋(2400m)

【所要時間 6時間48分】
【歩行時間 5時間24分】


9月10日(晴れ)

5:26発 七丈小屋(2400m) → (6:18~6:28)八合目御来迎場(2570m → (7:11~7:18)休み → 7:32 東峰の駒ケ岳神社本社 → (7:38~8:00)甲斐駒ヶ岳山頂(2967m) → (8:53~9:00)八合目 → (9:35~9:50)七丈小屋 → 10:05 木橋 → (10:32~10:42)五合目(2200m) → (11:20~11:30)刀利天狗 → 11:47 刃渡り → (12:45~12:57)横手・白須分岐 → 14:23 吊橋 → 14:26 竹宇駒ヶ岳神社 → 14:33着 駐車場 山行終了

【所要時間 9時間07分】
【歩行時間 7時間34分】


帰路

14:50発 駐車場 → むかわの湯(¥720) → 須玉IC(中央道) → 19:30着 自宅
(写真を左クリックしてください大きく表示されます)

6:27 中央高速道上からの八ヶ岳

6:45 北杜市内からの甲斐駒ヶ岳


山行記録

月9日(晴れ)

7:24発 甲斐駒ヶ岳登山口(尾白川渓谷駐車場) 皇太子は平成5年に黒戸尾根から甲斐駒ケ岳を登頂されたそうです。駐車場を使用されているのは尾白川渓谷を歩かれる方が多いようです。
7:28 竹宇(ちくう)駒ヶ岳神社(770m) 山の神に無事の登山を祈願して登山開始です。 

甲斐駒ヶ岳登山口(駐車場)

竹宇駒ヶ岳神社

7:30 尾白川を渡る吊橋 定員5人と書かれていました。 
7:33 黒戸尾根登山道・尾白川渓谷道の分岐
7:46 尾白川渓谷尾根道の分岐 山道の入り口はは荒れているようでした。
8:22~8:34 休み 

7:30 吊橋

7:33 黒戸尾根登山道と尾白川渓谷道の分岐

9:36~9:46 横手・白須分岐 錦織の全米オープン決勝でのストレート負けを知りました。
10:43~10:58 軽く昼食をとる。 

横手・白須分岐

ミヤマアキノキリンソウ

11:30 刃渡り(1900m) 100mほどの岩尾根、両側ともに大絶壁。 クサリ場の険しい登りが続きます。
11:45~12:10 刀利天狗 
 

刃渡り

刀利天狗
しばらくは緩い登りが続きますが、途中から5合目までしばらく下りが続きます。昭文社の地図では刀利天狗から5合目までは1時間20分となっていますが43分で着いてしまいました。明らかに間違っています。

苔むした針葉樹林帯が続きます。

セリバシオガマ
 
12:53~13:15 五合目(小屋跡)(2200m) 
   

五合目(小屋跡)

五合目からの展望。山頂は赤石沢奥壁の奥
 

シラネニンジン

トリカブト
 

ヤマハハコ

?アザミ

13:16 五合目鞍部(2130m) たくさんの祠の脇から屏風岩に取り付きます。標高差200mにわたって急な梯子、険しいクサリ場が次々と現れます。

13:16 五合目鞍部の祠、石碑、石仏

屏風岩に取り付きます。
 

ダイモンジソウ

タカネビランジ

13:47 木橋 

13:47 持ち手がありません

13:51
 

13:56 ほとんど垂直に架かる梯子

ハンゴンソウ

14:12着 七丈第二小屋(2360m) 飲料水はたっぷり出ていました。管理人さんは一人しかいないのにトイレはきれいに掃除され気持ちよく使うことが出来ました。使用料金は小屋のホームページを参照してください。

七丈第二小屋

15:18 小屋前のデッキから富士山、鳳凰山


山行記録

9月10日(晴れ)

5:26発 七丈小屋(2360m)

6:00 9合目にある不動明王の剣が見えました。

6:10

6:18~6:28 八合目御来迎(ごらいごう)場(2570m) 昔の信仰登山の方はここでご来光を迎えて、山頂に向かいました。

八合目御来迎(ごらいごう)場 背景は赤石沢奥壁

八合目からの北岳
 
鳳凰山の左手には麓の街が見渡せます。

6:18 鳳凰山

6:18 八ヶ岳
 
頂上まで数々の難所が続きます。

6:40 ルート上最後の岩場

サワオダギリ
 

クロトウヒレン

トウヤクリンドウ
 
最後の岩場を登りきると黒戸尾根を象徴とする景色が広がります。巨大な岩に突き立てられた2本の剣は???

6:57
 

7:02

7:09 初めて甲斐駒の頂上が見えました

7:03 山頂から切れ落ちる赤石沢奥壁

7:09 甲斐駒の頂上が見えました。

7:11~7:18 休み
7:32 東峰の駒ケ岳神社本社 

東峰の駒ケ岳神社本社

北沢峠への分岐

7:38~8:00 甲斐駒ヶ岳山頂(2967m) 標高差2200mを登り切りました。山頂からは中央アルプス、御嶽山も肉眼では確認できましたが、今回はデジカメ撮影の為にアップできる写真は撮ることが出来ませんでした。
甲斐駒ヶ岳山頂(2967m)

花崗岩で出来た祠
 

東峰(左)と鳳凰山(右)

中央の岩峰が摩利支天
 

南アルプスを一望
 

北岳(左)、間ノ岳(右)をズームアップ

仙丈ヶ岳をズームアップ
 

苦しかった黒戸尾根を振り返る。

8:53~9:00 八合目
9:35~9:50 七丈小屋
10:05 木橋
10:32~10:42 五合目
11:20~11:30 刀利天狗
11:47 刃渡り
12:45~12:57 横手・白須分岐
14:23 吊橋
14:26 竹宇駒ヶ岳神社
14:33着 登山口(駐車場)
山行終了