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大杉谷~大台ヶ原 山行記録 (奈良県、三重県) 

2017年5月12日(金)~14日(日)               with KOさん

平成21年9月の台風21号による被害で、壊滅的な打撃を受けた日本三大渓谷のひとつ大杉渓谷が、平成26年度から再開されたとのことで、8年ぶり3回目の大台ケ原山を大杉谷から登ってきました。
2日目の桃の木山の家から堂倉滝間は大雨に降られ、ちょっと怖いめにも会いましたが、素晴らしい渓谷美を堪能してきました。

不通区間は七ツ釜滝~堂倉滝間の約2.3km
日本三大渓谷とは清津渓谷(新潟県)、黒部峡谷(富山県)、大杉峡谷(三重県)

アクセス

5月12日(金)(晴れ)

4:40発 自宅 → 6:16発 東京(のぞみ3号) → 8:05発 名古屋(JR特急南紀1号) → 9:47着 三瀬谷
10:30発 道の駅「奥伊勢おおだいら」(大杉峡谷登山バス) → 12:00着 登山口(¥2500)

コースタイム


5月12日(金)(晴れ) (大杉谷登山口 → 桃の木山の家)

12:04発 登山口 → (13:12~13:24)京良谷出合(休憩) → 13:55 水越谷出合 → (14:04~14:15)千尋の滝(東屋) → (15:02~15:25)猪ヶ渕 → (15:37~15:42)ニコニコ滝(東屋) → 15:55 平等嵓 → (16:20~16:25)休憩 → 16:38 不動滝出合 → 16:42着 桃の木山の家(泊) 登山終了

【所要時間 4時間38分】
【歩行時間 3時間42分】

5月13日(土)(雨のち曇り) (桃の木山の家 → 日出ヶ岳 → 心・湯冶館(旧大台荘))

8:00発 桃の木山の家 → (8:30~8:45)七ツ釜滝(東屋) → 9:20 崩壊地 → (9:45~9:50)光滝 → 隠滝 → (10:38~10:40)堂倉滝 → (11:50~12:40)堂倉避難小屋(昼食) → 13:02 堂倉避難小屋と粟谷小屋の分岐 → 13:10 シャクナゲ坂(標識) → (14:00~14:10)シャクナゲ平 → (15:00~15:15)日出ヶ岳(1694m) → 16:42着 心・湯治館(泊)  登山終了

【所要時間 8時間42分】
【歩行時間 7時間05分】

5月14日(日)(晴れ) (東大台)

3:50発 心・湯治館 → (4:30~5:15)日出ヶ岳(ご来光) → 苔観賞路 → 6:10着 心・湯治館
8:45発 心・湯治館 → (8:55~9:00)アカゲラの撮影 → 10:41 神武天皇像 → (11:00~11:25)大蛇嵓 → (11:52~12:00)シオカラ谷 → 12:40着 大台ケ原駐車場 散策終了

移動

14:30発 大台ケ原駐車場(奈良交通バス) → 16:00着 上市
16:11発 上市(近鉄) → 橿原神宮前 → 橿原神宮オークホテル(泊)

5月12日(金) 登山口までのアクセス

10:30発 道の駅「奥伊勢おおだいら」(大杉峡谷登山バス)(¥2000)
12:00着 登山口
(写真を左クリックしてください大きく表示されます)

道の駅「奥伊勢おおだいら」

大杉峡谷登山バス
 

11:30 登山センター

12:00 大杉谷登山口手前の東屋


5月12日(晴れ) 山行記録

12:04発 登山口 東屋から発電所の横を抜け登山口に向かいます。

12:04 大杉谷登山口・第三発電所

12:12 登山道に入ります。
 

12:13 大日嵓を切削した登山道をすすみます。

12:14 宮川の清流
 

12:18 大日嵓 標識

12:38 能谷吊橋

13:12~13:24 京良谷出合 河原で休憩

13:12 京良谷出合

13:14 京良谷出合の河原

13:44 日浦杉吊橋 
 

13:44 日浦杉吊り橋

13:44 日浦杉吊り橋から鋭いV字谷をのぞく。
 
13:55 水越谷出合
14:04~14:15 千尋の滝(落差135m) 展望の為の立派な東屋があります。

千尋の滝(展望台前)

14:04 千尋の滝(東屋から)

15:02~15:25 シシ渕 大杉谷でNO
1の絶景です。

15:16 シシ渕の奥にはニコニコ滝

シシ渕の巻きで出会った名無しの滝?

15:37~15:42 ニコニコ滝 

15:37 ニコニコ滝前の東屋

ニコニコ滝

15:53 平等嵓吊橋
15:55 平等嵓
16:20~16:25 休憩
16:38 不動滝出合

15:53 平等嵓吊橋と平等嵓
 

16:38 不動滝出合

16:42着 桃の木山の家 1泊2食 ¥9000 お弁当 ¥1000

桃の木吊橋を渡ると桃の木山の家

桃の木吊橋から望む渓谷
 夕食(17:30から)

夕食(17:30から)

朝食(5:30から)


5月13日(雨のち曇り) 山行記録

8:00発 桃の木山の家 昨晩から雨は降り続き、早朝になっても雨足は弱りません。
しかしそんな中、昨晩宿泊された皆さんは次々に出発していきました。
私たちはほとんど最後なりましたが、8:00に完全武装して降りしきる雨の中、山の家を出ました。 

写真では判りにくいのですが結構の雨です(笑)

8:22 七ツ釜滝の最下段
 
8:30~8:45 七ツ釜滝(落差約80m) 日本百名瀑のひとつで、見えているのは一部だけだそうです。
七ツ釜滝から堂倉滝までの登山道が平成26年度より再開された区間です。 

七ツ釜滝(東屋)

七ツ釜滝

登山道は崩壊地まで徐々に細くなり、鎖を頼りにして岩壁に沿って進みます。
9:20 崩壊地 平成21年9月の台風21号によって崩れた個所です。
9:45~9:50 光滝 (落差40m)

9:20 崩壊地

9:45 光滝
 
10:38~10:40 堂倉滝(落差20m余) (西谷と堂倉谷の出合、大杉谷とはここでお別れです。) 余りにも雨足が強いので写真撮影のみして、さっさと避難小屋に向かいました。
大台林道に出ると間もなく避難小屋です。
11:50~12:40 堂倉避難小屋
 カッパを脱ぎ、昼食を取っている間に、やっと雨は上がりました。小屋の周りのシャクナゲは5分咲きです。
 
10:40 堂倉滝 (ずぶ濡れです)
 

堂倉避難小屋

13:02 堂倉避難小屋と粟谷小屋の分岐

本日一番のシャクナゲです(避難小屋前)

13:02 堂倉避難小屋と粟谷小屋の分岐

13:10 シャクナゲ坂(標識)
 避難小屋からシャクナゲ平までの山道には無数のシャクナゲが群生していましたが、今年の開花は大分遅れているそうで、満開までには、まだかなりの日数がかかりそうです。
14:00~14:10 シャクナゲ平 

シャクナゲ坂(標識)

シャクナゲ平

たくさんの倒木が重なり合う平坦部を抜けると、次は長~い、長~い階段が山頂まで続きます。

14:36 根こそぎの倒木がたくさんあらわれます。

14:38

15:00~15:15 日出ヶ岳(1695m) 
 
 
可愛い標識と三角点です(山頂にて)

山頂から正木峠方面

16:42着 心・湯治館(泊) 大台荘は8年前に経営者が替わり名前も心・湯治館に変わっていました。 1泊2食 ¥8400(相部屋)

心・湯治館(旧大台荘)

夕食(18:00から)


5月14日(晴れ) 山行記録

3:50発 心・湯治館
4:30~5:15 早起きして日出ヶ岳まで出掛けましたが、厚い雲に阻まれ、ご来光を拝むことは出来ませんでした。

4:45 日出ヶ岳山頂展望台から大峰山方面を望む。
 

4:45 日出ヶ岳山頂展望台から太平洋(熊野灘)方面を望む。

苔観賞路を歩きましたが、ちょっと期待はずれでした。
6:10着 心・湯治館

5:10

朝食(7:00から)

8:45発 心・湯治館 今日の午前中は 東大台の散策です。
8:55~9:00 アカゲラの撮影 超望遠のカメラで撮影されていた方に教えていただいて、撮影することが出来ました。
因みに3枚の写真は全てKOさんが撮影したものです。私のデジカメはズームが小さくて、良い写真が撮れませんでした。

東大台

8:56 アカゲラ

カケス、ヒガラは私達が見つけました。
初めてのバードウォッチング、二人ではまりました。

9:57 カケス

10:20 ヒガラ

10:41 神武天皇像
11:00~11:25 大蛇嵓(1579m) 

神武天皇像
 
大蛇嵓(背景は大峰山) 
 

大蛇嵓から西大台を望む。日本の滝100選に選ばれている中の滝(落差250m)が見えています。

11:52~12:00 シオカラ谷(1414m) 熊野川の源流の一つです。
 大台ケ原の水源としてポンプアップしているそうです。 

シャクナゲ

11:52~12:00 シオカラ谷の河原
 

トサノミツバツツジ

オオカメノキ

12:40着 大台ケ原駐車場  


橿原神宮参拝(5月14日)

17:35 大鳥居

17:43 本殿

駐車場から奈良交通バスで上市まで、上市から近鉄で橿原神宮前駅まで移動し、駅近くのから橿原神宮オークホテルに宿泊です。
チェックイン後、橿原神宮を参拝し、明日の大峰山登山の為に、レンタカーを借りました。